自助グループ
について
S.H.G ( Self - Help - Group )
見かけたことがあるかも?
海外のドラマや映画 などで見かける、ぐるっと椅子を丸く並べて1人づつ順番に自分の困りごとや悩みを話す "小さな会" の場面が時々出てきますが、あれがまさに自助会・自助グループやグループセラピーの様子です
「完全な言いっぱなし・聞きっぱなし」タイプの自助会があの感じに近くて、発達障害の会の場合は、もうすこし賑やかな様相のところが多いと思います
気負わず話せます
同じ発達障害の仲間同士 で、発達障害であることがあたりまえ、という中で話せること自体が楽しい!という人が多いです
話すのが苦手でも、聞いているだけでもかまいません
ぽっぽカフェでは、愚痴もあり、あるある話も あり、笑い話もよく出ます
真剣な話もしますが、ぽっぽカフェは割合明るい会だと思います
個別の相談には乗れないけれど、会で悩みを話す人も珍しくありません
制度などの 情報交換も兼ねた場 にもなっています
自助会は、当事者会の中に含まれます
当事者会は自由度が高く、様々な形態の会があります
ボードゲームをする会や、茶話会や、支援者が主催する会 etc...
当事者が集まって会を開けば、 それだけで「当事者会」だとも言えます
自由だと、一見ラクそうにも思えますが、その分、様々な事への柔軟な対応がより必要になってきます
自助会は、当事者会の中のいち形態です
自助会には基本の「型」があり、基本的には毎回それにそって進行します
ルールが必ず敷いてある のも特徴です
これは、誰もが安心して参加できるようにするためです
そのルールのもとに当事者仲間同士で集い、同じ立場で場を囲みます
最初にルールの読み合わせをし、次に自己紹介を兼ねた簡単なあいさつを、1人づつ順番にします
そのあとは司会進行役のいるフリートーク になります
当事者会とは大きく違う部分
導く者 / 導かれる者 といった力関係の差がありません、これは、自助会・自助グループには指導者がいないためです
誰かの話が思いがけず自分にとってのヒントや答えになる事はよくありますが、誰かから答えを 「与えてもらえる」 ことはないかもしれません
自分自身で選んだり、考えたり、こうしたいと自分で言えるようになったり、自分の内面を見つめることができる… そのような 『内面的な自立性』 がとても大切 で、それが本当の自立であるとされています
そのために、指導者や、当事者以外の誘導的役割の人がいないのです
自助会には、誘導灯で導いてくれる人はいません... けれども、平等な当事者の場がそこにある事そのものが、そこにいる全員にとっての、ささやかなライト・明かり になっているような感じです
自分自身がテーマです
自分自身をテーマに 集うので、「何か」や、「誰か」を通して、焦点は常に自分に合っていることが大事です
見ること、聞くこと、場の共有体験を重ねてゆくことを通し、自分にとってのヒントや答えを、それぞれのペースで自分で見つけてゆけるのが自助会・自助グループという場所です
何を選び、何をヒントにするかは自分で決めていい のです
逆に、いつも「何か」や、「誰か」を批判的に見つめて、それについてばかり気にかけていたり、言ったりしているような状態の人は、自分自身を見ていないので、長年参加していても何も変わらない、得られるものが少ない…と自助会開催の先輩からは伺っています
落ち着けたり、または楽しい中で、何度か場を囲むうちに、自然と自分自身について知ることができたり、発見があったりする…というのが一番いいのかもしれません
ぽっぽカフェとしては、そのような場を目指しています
未診断でも参加OKです
発達障害の特徴は、発達の凸凹が大きいゆえに自分自身や回りが困っていることなので、そのような方であれば、まだ診断が下りていなくても参加できます
また、ご家族や近しい方や支援者も、当事者目線を意識して頂ければ、会に参加することができます
(詳しくは、Q&Aのページをごらんください)
二次障害の症状が重い場合
大うつや重い統合失調症状などで苦しんでいる当事者の方もおられると思います
そのような場合は、まずは主治医とご相談のうえ、主治医の参加同意を得て お越しください
二次障害が重い状態でのご参加は、主催・運営・他の参加者にかかる負荷がどうしても大きくなり、また、しばしば、対応できるキャパシティを超えてしまうからです
主治医がいない、という場合も、まず医療機関を受診しましょう、医師の指示に従い、そして体だいじに、静養なさってください
軽快・寛解した際にはご参加いただけるよう、わたしたちも当事者として、できる限り開催をし続けてゆければと思っています
(※世話人など複数の参加者から見て、二次障害が重い状態に見える場合、 自助グループへの参加よりも、医療機関受診をお勧めする場合もあります、どうぞご了承ください)